こんにちは、ジマヒロです。
前回、法人口座の開設が全滅した話をお届けしました。
今回はその続編となります。
結論から言うと、一度は審査落ちした住信SBIネット銀行で無事口座開設ができました!
これから法人口座の開設を新人社長のお役に立てれば。
目次
なぜ住信SBIネット銀行に再申請を出すことにしたのか。
全く法人口座が開設できずにっちもさっちもいかなくなったというのもありますが、こんなことを考えていました↓
①審査落ちの書類はそんなに長い間保存しないのではないか?
銀行内部のことは分かりませんが、口座開設を断った(=お客さんじゃない)法人の情報をそんなに長いこと保存してないんじゃないか、
しれっと再申請を出したら気づかれずに審査のルートに乗るんじゃないか、
と考えました。
②申請項目が他のネット銀行に比べてシンプル
ネット上で審査が緩いとウワサのネット銀行に「GMOあおぞら銀行」「PayPay銀行」SBIネット銀行」の3行があります。
申請してみると分かりますが、GMOあおぞとpaypayはしっかりとした事業概要書の提出を求められます。事業内容がまっとうなものなら、キチンと書類を出すことで新設法人でも口座開設してくれるのは大きなメリットです。
しかし仮想通貨を用いた運用をメインに考えている弊社にとって、昨今の社会情勢を踏まえてオブラートに包んだ説明にならざるを得ず、説明に具体性が出せないのが大きなデメリットとなります。
その点、住信SBIの事業説明はシンプルです。ていうか256字以内という字数制限があります。「外国為替証拠金取引等の業務を行います」と書いて提出しました。
もちろん、 等 に仮想通貨の運用を含めていますw
口座開設までの道のり
開設までの道のりは以下の通り。開設申請は土曜日にやってますから、開設可否の連絡は2営業日くらいで来ます。スピーディーですね。
2021年 9月27日 法人設立
2021年10月 9日 開設申請(1回目)
2021年10月12日 開設見送りの連絡
2021年11月13日 開設申請(2回目)
2021年11月16日 開設完了の連絡
開設完了
再申請から待つこと数日。念願の連絡が来ました。
会社開設から1ヶ月超、ようやく銀行口座が開設できました!断られまくっただけに喜びもひとしおです。
住信SBI様、生涯メインバンクにします
まとめ
というわけで、ブロックチェーン(仮想通貨)を事業目的とする法人でなんとか法人口座を作ることが出来ました。今回思ったこと、学んだことをまとめます。
①そもそも新設法人が銀行口座を作るのが難しい。おまけに仮想通貨がらみの事業目的を定款に入れると難易度が跳ね上がる。
②新設法人は使える銀行を選べるとは思わない方が良い。
法人向けの銀行オススメ記事など無意味。そんな記事読むヒマがあったら片っ端から申し込むべし。
③とりあえずネット3行(住信SBI、PayPay、GMOあおぞら)に出す。並行してゆうちょ、地元の地銀・信金を回る。ダメ元でメガバンクにも申し込む。
なお、楽天銀行は申請に固定電話(IP電話でも可っぽい)が必要なためやや面倒。
④GMOあおぞら銀行は追加書類を求めてくるあたり、どんな法人でも門前払いはしてこないと思われる。ネットでの評判通り前向きに審査してくれる印象(審査落ちしたけどね)。
⑤仮想通貨を使ったFX、Defiでの運用なんかをメインとする場合、バカ正直に申請しない方が良い。FX法人として申請するか、適当にアフィサイトやメルカリアカウントを作って物販会社として申請した方がよい。
⑥ゆうちょは案外渋いかもしれない。来店が必要な上、必要書類が多いので落とされると精神的ダメージが大きい。
⑦少なくとも住信SBIは開設拒否の情報を1ヶ月を超えて保有、共有していないと思われる
⑦はけっこう貴重な経験ではないでしょうか!?
一度落ちた銀行でも1ヶ月くらい後に再申請すれば案外通るかもしれませんよ!?
あと、
⑧落とされた銀行は大嫌いになるw
以上です。
それでは。