ちゃん ぽん

横浜市鶴見区在住のサラリーマン。ロードバイクとか仮想通貨とかいろいろ

合同会社を作って法人口座の申請をしたら全落ちした

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こんにちは、ジマヒロです。

 

突然ですが、一念発起して会社を作っちゃいました!

 

設立自体はとんとん拍子に進んだのですが、タイトルの通り法人口座の開設で断られまくりポッキリ心が折れました。

 

この悔しさを忘れないために、備忘録として

 

目次

 

会社を作って何をするのか?

ずばり、仮想通貨(暗号資産)を運用する会社を作ります!!

現在、趣味の範囲で仮想通貨を数銘柄持っていろいろといじっているんですが、それを法人の事業として行おうと目論んでいます。

 

具体的には、

小資本の会社(合同会社)を設立→法人に個人名義の資産を貸し付けて仮想通貨で運用→利益を日本円で積み上げる、ってな感じです。

 

運用方法は、まぁイロイロです。

 

設立までの手続き

「法人設立 個人で」とかでググると無限に情報が出てきますが、そう何回もやる手続きではないので業者に外注するのが手っ取り早いです。必要書類の準備や提出をまるっとやってくれます。

私は顧問契約を締結する予定の税理士事務所にやってもらいました。指示通りに定款考えたりハンコ用意したりしていけば基本OKです。

 

代行手数料は業者によって違うと思いますが、合同会社の場合、印紙税とか印鑑の購入とかもろもろ込みで10万円もあれば設立できちゃいます。

私の場合は税理士事務所との顧問契約を条件に代行手数料は無料、実費のみ負担で設立してもらいました。

 

会社作るぞー!!って決めてから1週間くらいで必要書類がそろって、登記所に書類を郵送して1週間もかからずに登記完了しました。

 

これで俺も社長だ!!

※厳密には法務局に書類が到達した日が会社の設立日になります。

 

設立した会社の概要

会社の設立は思ったより簡単 っていうのが率直な感想。株式会社の設立だとまた違うんでしょうが、合同会社の設立はほんとにお気軽にできちゃいます。

 

んで会社の概要はこんな感じ

 

事業目的

・株、FX、オプション等の取引

・ブロックチェーン技術の調査研究・運用

・不動産賃貸

・物販

・webページ制作

・各種業務委託

 

出資金

100万円

 

代表者

ジマヒロ。ほかに社員はなし。

 

本社住所

自宅

 

メインの事業は冒頭に書いたとおり仮想通貨の運用なわけですが、そのまま書いちゃうとイメージが良くないので税理士事務所と相談の上、「ブロックチェーン技術の調査研究・運用」としました。

 

オブラートに包んだつもりが、まったく包めていなかったことがのちに判明します。

 

その他に将来やりそうな事業をいくつか登記しました。

 

5行に口座開設申し込み→全滅

設立した会社名義で意気揚々と銀行に法人口座の開設申請を行います。

 

法人口座は、個人口座のように免許証持って行けばその場で開設というわけにはいきません。

 

金融機関ごとに厳格な審査をおこなったのちに開設されます。  

 

特に昨今は振り込め詐欺やマネロンに法人口座を悪用する事例が多いということで、特に新設の法人に対してはかなり審査が厳しいようです。

とくに仮想通貨絡みの口座は投資詐欺に悪用されると懸念され、難易度MAXとのこと。

 

そんな状況なので新人社長は使う金融機関を選べません。片っ端から申し込み、審査に通ったところを有り難く使わせていただくのです。

 

んで、ネットの情報を見ながらいけそうなところ5行に申し込み。

 

結果通知もアップしますので一緒に合掌してください

 

①GMOあおぞらネット銀行

ネット銀行の中で新設法人の口座開設審査がもっともユルイと評判。

口座開設書類を提出したのち、事業計画の詳細や代表者の経歴などを2度にわたって追加書類の提出を求められたが審査落ち。

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②住信SBIネット銀行

こちらもユルイと評判で税理士事務所も推奨。ネットで申し込み書類をアップ後、2,3日後に審査落ち。

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③PayPay銀行

旧ジャパンネット銀行。申請書類は郵送が必要だが、こちらも割と審査がゆるめとの情報。数日後に審査落ち。

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④横浜銀行

地元地銀の雄。ネットで申請ができるので申請したところあえなく審査落ち。

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⑤ゆうちょ銀行

代表者が反〇じゃなければ開設できると言われるくらい審査が緩いと評判。税理士事務所も推奨。

ただし、たくさんの書類を揃え、来店して手続きする必要がある。

有給を取り、怪しまれないようスーツまで着て行ったにも関わらず、2週間後に審査落ち。

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まとめ

はい、申し込んだ5行全部審査落ちーww

 

落ちた理由は教えてくれないのですが、そもそも新設法人の口座開設が厳しい中、定款の事業目的に「ブロックチェーン」が入っているのが不味かったかなーと。

ブロックチェーンはどうしても仮想通貨を連想させます(ていうか仮想通貨そのものですし)。

金融機関からしたらリスクのある法人とは取引したくないという判断でしょう。

 

対策としては「暗号資産」「ブロックチェーン」は定款に記載しないで「webサービスの運用」とかでさらにオブラートに包むか、メルカリのアカウントを適当に作って物販メインの会社であることをアピールするとかでしょうか。

 

この結果を税理士に伝えたところ、ゆうちょ銀行さえ落ちたのには驚かれましたw

当面は個人名義の口座で運営していくことになりそうです。

 

みなさん、仮想通貨を扱う会社を立ち上げる時は気をつけましょう!

 

それでは。

 

続編書きました!!

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