ちゃん ぽん

横浜市鶴見区在住のサラリーマン。ロードバイクとか仮想通貨とかいろいろ

自粛期間中は近所をお散歩して仮想通貨をもらえるスマホゲー「ビットにゃんたーず」をプレイしてます。

こんにちは、ジマヒロです。

 

中国で発生し、年明けから世間を騒がし始めた新型コロナウィルス、

あれよあれよという間に世界中で蔓延、日本でもついに緊急事態宣言なるものが発令。不要不急の外出、出社が制限される事態となっちゃいましたね。

不要不急なお仕事に従事しているワタクシも週の半分ほどを在宅勤務に移行しています。

 

そんな緊急事態宣言下のニッポンでございますが、諸外国のような過酷な外出禁止令は出されず、あくまでも不要不急の外出の自粛「要請」にとどまっております。

 

サイクリングは広域の移動にならない範囲で、3密に十分注意すれば問題なさげですね。今のところ、ロードを走らせて怒られたり投石されたりっていう話は聞きません。

とはいえ、万が一ケガをしてしまって医療機関のお世話になってはいけませんし、当面自転車は封印してます。

屋外での散歩は不要不急の外出には当たらないらしく、とりあえずは朝夕のウォーキングで運動不足の解消に努めています。

 

前置きが長くなりましたが、今回はただ歩くだけってのも何なので、歩くと仮想通貨がもらえるスマホゲー「ビットにゃんたーず」をプレイしてますよって記事です。

久方ぶりの仮想通貨(暗号資産)がらみの記事となります。よろしければお付き合い下さい。

 

1、ビットにゃんたーずって何よ

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 このゲームはPokémon GOやIngressのような位置情報ゲームです。

町を歩きながらネコを集めたりネコスポットを巡ったりできます。

リアルワールドゲーム㈱というスタートアップ企業が制作しており、無料でダウンロードが可能です。

町を歩きながらネコスポットをタップして、ネコやアイテムを集めるゲームではあるのですが、

 

ぶっちゃけゲームとしての面白さはイマイチ。

 

・・・が、しかし!

 

本作の大きな特徴は、ゲーム内で集められるネコインを、仮想通貨「アルクコイン」に交換できちゃうこと!!

仮想通貨の詳細はここでは省きますが、その性質上リアルワールドゲーム社が今後制作するスマホゲームでも共通通貨として使える可能性があります。

そんでもって、ゲーム内通貨として普及が進めば、最も有名な仮想通貨であるビットコインやイーサリアムと交換できちゃう未来が来るかもしれません!

 

・・・・来ないかもしれません(訳:来なくても責任は取りません)

 

つまり、ゲームをしながら仮想通貨「アルクコイン」をゲットすることが本作の大きな目的となります。

 

2、さっそく始めてみよう。

 始め方はとっても簡単。スマホアプリをインストールすればOK。

go.onelink.me

Googleアカウントがあればすぐにアカウントが作れます。

適当なニックネームを設定したらすぐに遊べます。

 

プレイ画面はこんな感じ。

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地図上にある黄色や赤の鈴マークがありますね。「ネコスポット」といいます。

コイツをタップすると「ゴールド」がもらえるのと、ネコやアイテムがマップ上に現れます。

 

ネコはなでなで(ネコナデ)することで仲間にできます。すでに仲間にした種類のネコをなでなでするとネコがレベルアップしていきます。 

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プレイヤーはレベルに応じたスタミナがあり、ネコスポットをタップするたびにスタミナが減少していきます。しかし、歩行距離に応じてスタミナは回復していきます。 

すなわち、たくさん歩いてスタミナをキープ、いろいろなネコスポットをタップしてネコ・アイテム・ゴールドを集める というのが基本のプレイスタイルです。

ただし、現時点でネコやゴールドにこれといった使い道がなく、基本プレイだけをしていてはゲームとして面白みに欠けます。

 

やはり仮想通貨「アルクコイン」のゲットを目指すのが良いです。

 

3、仮想通貨アルクコインをゲットする方法

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ビットにゃんたーずではプレイでアルクコインを直接ゲットすることができません。

まずはアルクコインに交換できるゲーム内コイン「ネコイン」を集める必要があります。

ネコインをゲーム内で交換手続きすれば仮想通貨「アルクコイン」が手に入ります。

現時点でゲーム内でネコインをゲットする方法を3つ紹介します。

 

その1 ネコスポットを申請する

神社や公園、オブジェのような街の特長的なものをネコスポットとして写真に撮って申請します。承認されれば1承認ごとに1ネコインもらうことができます。

プレイ画面下の肉球のボタンをタップして、ネコスポット申請に進みます。

 

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画面のガイダンスに沿って撮影、名称入力、位置情報入力と進めばOK。

申請時の注意点は公式に載ってますのでご参照あれ。

twitter.com

 

その2 歩いてゲットする

プレイ画面左上のメニューアイコンをタップするとデイリーミッションってのがありまして、移動距離に応じてネコインをゲットできます。

アプリを起動して1日で1.5キロ歩くと0.2ネコイン、さらに1.5キロ歩くと0.3ネコインもらえます。

つまり1日3キロ歩けば0.5ネココインもらえます。

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その3 運動ミッションでゲットする

一日1回、3種類の動画を見ることで家にいながらネコインがもらえます。

要するにログインボーナスです。

それぞれの動画を閲覧すれば各0.1ネコイン、合計0.3ネコインもらえます。

 

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ネコイン(アルクコイン)をゲットする方法は上記の他にいくつかありますが、まずは基本的なプレイで手に入る方法3つを書きました。

その中で最も効率が良いのはネコスポット申請でしょう。

お散歩がてらスポットを探すと意外な発見があるかもしれませんよ。

 

集めたネコインは1:1のレートで仮想通貨「アルクコイン」に交換できます。

プレイ画面下の肉球のボタンをタップしてウォレットから交換できます。

 

 ・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・

というわけで、お散歩しながら仮想通貨がもらえるゲーム ビットにゃんたーずのご紹介でした!

ちなみにワタクシは1年ほど前からコツコツプレイして、750枚ほどのアルクコインを持ってますw

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現在、首都圏の主要な公園やオブジェはガチなプレイヤー達によって申請され尽くされていますが、駅から少し離れたところならまだまだ未申請のスポットがたくさんあります。

 

自粛期間中は広域の移動はせず、3密に十分注意しつつ、近所のお散歩がてらスポットを探してみてはいかがでしょう。小さな公園、お地蔵様、オブジェなど意外な発見があるかもしれませんよ!?

 

それでは。

go.onelink.me

 

Factom(FCT)専用ウォレット「Enterprise Wallet」を導入してみた

今回もウォレットがらみのネタになります。

私の「暗号通貨投資のポートフォリオ」で保有する8銘柄はそれぞれにウォレットを作成して管理しているわけですが、唯一Factom(FCT)だけは取引所(Bittrex)に預けっぱなしなんです。

取引所保管がリスキーなのは重々承知しているのですが、作業がめんどくさくてそのままにしてたんです\(^o^)/

ここのところ日本居住者へのサービス提供を終了する海外取引所が多くなっているようですし、重い腰を上げてFactom公式デスクトップウォレットである「Enterprise Wallet」を導入することにしました。

 

Factomを保管できるウォレットは?

 どういうわけかFactomにはお手軽に扱えるwebウォレットが存在しません。

メジャーなアルトコインはオープンソースのwebウォレットが複数あったり、torezorを始めとするハードウェアウォレットに対応したりと保管の選択肢が多いのですが、Factomにはそういった選択肢が現状ありません。

一時期「Jaxx」というマルチカレンシーウォレットが対応予定をアナウンスしたことがあったのですが2018年6月30日現在、対応していません。

というわけでFactomが公式に出しているウォレット「EnterpriseWallet」を導入します。

「EnterpriseWallet」は2017年10月頃に公式よりリリースされまして、評判の悪かった初代公式ウォレットよりも操作性がだいぶ向上しているようです。

www.factom.com

 

さっそくインストール

 「EnterpriseWallet」ははGitHubよりダウンロードが可能です。

github.com

 ご自身のOSにあったものをクリックすれば自動でインストーラが立ち上がるはずです。

無事にインストールが終わればショートカット画面がデスクトップに追加されています。

 

f:id:cryptchallenger:20180630173919p:plain

 

Enterprise Walletを起動させて初期設定を行う

 ショートカットからウォレットを起動させてみましょう。

 

1、ウォレットタイプの選択 

起動するとウォレットタイプを選べと聞かれます。

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 安全(暗号化されている) or 安全でない(暗号化されていない)の二択だそうで。

secureを選んでおきましょ。

パスワードを設定して管理画面に進みましょう。

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ブロックチェーンの一部をダウンロードするのですが、容量が大きく時間がかかります。ダウンロード中に以下の設定を行いましょう。

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2、Factoidアドレスの作成
「Adress Book」の右下にあるNew Addressをクリック。

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「random new factoid address」を選び、適当なウォレット名をつけて「Add To Address Book」をクリックします。

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 Address bookに作成したアドレスが載ってるはずです。

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3、リカバリーシードをメモ

「Back Up」をクリックして12の英単語からなるリカバリーシードをメモしておきましょう。お手持ちのPCが壊れてしまってもこのリカバリーシードがあればFactoidにアクセス出来ます。

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例によってメモしたリカバリーシードは大切に保管しましょう。

これで初期設定は終了です。

 

あとはブロックチェーンの同期が終了したことを確認し、作成したアドレスに送金すれば作業完了です。

 

まとめ

 

というわけで意外と簡単にEnterprise Walletの導入が終わりました。


冒頭でもふれましたが、日本人へのサービス提供を終了する海外取引所が多く出ています。

cryptocurrencymagazine.com

投資家保護を名目とした金融庁の仮想通貨に対する厳しい姿勢が影響しているものと考えられます。

こうした対応を取る取引所が増えてしまうと日本人のアルトコインへの投資機会が閉ざされてしまいます。

日本のマネーが暗号通貨市場を一定程度支えていたのは間違いありませんのできわめてネガティブなニュースです。

もう一つの問題は、海外取引所にコインを預けっぱなしにしている投資家が自分の資産にアクセスできなくなってしまうおそれがあることです。

暗号通貨は自分で秘密鍵(パスフレーズ)を保持できる「ウォレット」での保管が鉄則です。

とはいえ、管理の手間や売買の利便性から取引所にコインを預けっぱなしにしている投資家が多いのが現状です。

万が一Poloniex、Bittrex、バイナンスのようなメジャーな取引所が日本からのアクセス遮断をアナウンスした場合、国内投資家は取引所からコインを引き出す必要に迫られます。

「万が一」と書きましたが、このようなニュースが続く中では決してあり得ない話ではありません。

今のうちに海外取引所で保有するコインはウォレットに移しておくのがいいでしょう。

基本的には各プロジェクトが公式に提供しているウォレットを導入しておけば問題ありません。

複数の暗号通貨を持っているのであれば、コストはかかりますがハードウェアウォレットの導入も選択肢に入ってきます。
私は保有する8種類の内半分の6種類をTorezorでの管理に移行しています。

www.cryptochallenger.com

www.cryptochallenger.com

暗号通貨の保管にはwebウォレット、デスクトップウォレット、ハードウェアウォレットと様々な選択肢があります。

いずれの方法をとるにせよ秘密鍵(パスフレーズ)を安全に保管している限りは取引所の破たんやハッキング、アクセス遮断のリスクにさらされることはありません。

手持ちのコインの種類や、取れるコストに応じて自分にあった方法を調べてみると良いと思います。

Trezor Model Tで手持ちのビットコイン(BTC)、Ethereun(ETH)、Augur(REP)、リップル(XRP)、モネロ(XMR)の6種類の暗号通貨を管理してみる

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こんにちはジマヒロです。

前回記事でTorezor Model Tの初期設定が終わりました。 

www.cryptochallenger.com

 

次はワタクシが保有する暗号通貨をTrezor に移してみましょう。

Trezor Model Tが対応する暗号通貨は公式サイトに載ってます↓

trezor.io

私の保有通貨で移動可能なのは現時点で6種類、ビットコイン(BTC)、Ethereun(ETH)、Augur(REP)、リップル(XRP)、モネロ(XMR)です。

作業はTrezor Model TをPCに接続した状態で行います。
また、念のため送金時はいきなり大金を送らず、少額で試してからにしましょう。

 

ビットコイン(BTC)

コイツは簡単。
Trezorの管理画面にアドレスが載ってますのでココに送金すればOKです。

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リップル(XRP)

 コイツも簡単。

通貨選択からRippleを選ぶとRipple Walletが出てきますからそこに送金します。

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Ethereum(ETH)、Augur(REP)

 この2つはMy Ether Wallet と連携させる事で管理します。

管理画面から「Ethereum (ETH)」を選択。

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「Go to MyEtherWallet」をクリック。

f:id:cryptchallenger:20180625092837p:plain

My Ether Walletに移動して、「TREZOR」にチェックを入れます。

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「Export public key for Ether account#1?」と出るので「Export」をクリック。

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Pathは「TREZOR」が書かれているものにチェック。
アドレス欄から適当なアドレスをチェック(何でもOKです)して、「Unlock」をクリック。

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これでEthereumウォレットの出来あがりです。
「アカウントアドレス」のアドレスにETHを送ります。

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EthereumのトークンであるAugur(REP)もこのアドレスに送ってOKです。

 

モナコイン(MONA)

Electrum-monaウォレットと連携させて管理しますのでダウンロードします。

お使いのOSに合ったElectrum-mona をダウンロードしましょう。

electrum-mona.org

Electrum-monaを開くとサーバーの接続設定となります。
とりあえず「Auto connect」を選んでおきます。

f:id:cryptchallenger:20180625125112p:plain

ウォレット名を適当に決めましょう。

f:id:cryptchallenger:20180625125327p:plain

ウォレットの種類を決められます。「Standard wallet」でいいでしょう。

マルチシグウォレットや、別のアドレスをインポートしたりすることもできます。

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「Use a hardware device」を選択。Torezorが接続されていれば次の画面でTorezorが選択できます。

f:id:cryptchallenger:20180625125635p:plain

 

悩ましいのが、アドレスを通常のLegacyアドレスを使うか、Segwitアドレスを使うかです。

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モナコインはビットコインやライトコインよりも早くSegwitを実装していますが、モナコインについてはSegwitの普及率が低いです。

Legacyアドレスを選んで問題ないかと思います。

これで設定完了です。Receive欄の「Receiving address」で確認できますので送金しましょう。

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モネロ(XMR)

公式のMONERO GUI WALLETと連携させることで管理します。

web.getmonero.org

ダウンロードが終わるとデスクトップにアイコンが現れるのでクリックし、作成するウォレットのタイプを選べます。

シンプルモードで良いでしょう。

f:id:cryptchallenger:20200118170042p:plain

 

「ハードウェアから新しいウォレットを作成」を選択します。

f:id:cryptchallenger:20200119155905p:plain

 

Trezorを選択しましょう。

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あとはパスワードを設定すれば自分のアドレスが表示されて、完了っぽいのですがもう一手間。

リモートノードに接続して、デーモンの同期(セットアップみたいなもん)とブロックの一部のダウンロードを行います。

ワタクシは

ノード:node.moneroworld.com

ポート:18089

を入力しました。

f:id:cryptchallenger:20200119155130p:plain


 この辺も参考にどうぞ↓

www.getmonero.org

ブロックのダウンロードが終われば送受信可能です。 

 

まとめ

というわけで6種類の暗号通貨をTREZORでの管理に切り替えました。

TREZORで暗号通貨を管理するメリットはなんと言ってもコイン毎に異なっていたリカバリーシードを一括で管理出来ることでしょう。
守るべきパスフレーズが1つでいいので管理の手間が減ります。
反面、リカバリーシードの盗難や紛失によるダメージは一括管理している場合の方が大きくなります。

私の場合、万が一TREZORのリカバリーシードを盗難されたら暗号通貨資産の8割以上を一挙に失ってしまいますw

とにかく、リカバリーシードの管理が重要になります。
紙に書き出したリカバリーシードは必ずTREZORとは分けて管理しましょう。
TREZOR本体が紛失や破損で失われてもリカバリーシードが無事なら各コインのウォレットに問題なくアクセス出来ます。

リカバリーシードは紙に書かれていますので、火災に備えて耐火式の金庫に保管すべきです。
保有額が大きい方は、地震による家屋の倒壊に備えて、地理的に離れた場所で保管するのも手です。銀行の貸金庫を契約しても良いかと思います。

TREZORを使わずに、コイン毎に秘密鍵を作成して管理する方法もリスク分散の観点からは悪くありません。
それぞれの秘密鍵やKeystoreファイルを分散してセキュリティの高い状態で管理できれば、1つ盗まれた時の被害額は一括管理している場合よりは少ないでしょう。

暗号通貨の安全な保管方法は暗号通貨界隈における永遠のテーマと言えます。
ハードウェアウォレットによる管理は現状ではベターな方法ではありますが導入にコストがかかります。手持ちのコインが全て対応するとも限りません。


取引所に預けっぱなしが一番ラクではあります。上場している全ての銘柄を預かってくれますし、相場の急変時には機動的に取引が出来ます。

しかし、ハッキング被害が相次ぐ現状では安心して大きな資産を預けることは出来ません。

 

「全ての暗号通貨を、100%安全に、手間無く、低コストで管理する方法」は今のところ存在しないのです。

 

とはいえ、中央集権的な機関に頼らずに資産を蓄え、好きな方法で管理できるのが暗号通貨の魅力でもあります。


結局はご自身が取れるリスクやコスト、手間のバランスを考えてどうやって管理するかを決めるしかありません。

 

TREZORによる管理は選択肢の1つでしかありませんが、参考になれば幸いです。

shop.trezor.io

 

それでは。

500種類以上の暗号通貨に対応するハードウェア マルチカレンシーウォレット「TREZOR Model T」を買って、初期設定してみた。。

こんにちはジマヒロです。

 

ワタクシは現在、ビットコインを含む8種類の暗号通貨(BTC、ETH、XRP、MONA、FCT、XMR、REP、IOTA)を保有しています。

 

で、暗号通貨を保有する上で悩ましいのが、保管方法。購入した取引所に入れぱなしってのが最もお手軽なんですが、ハッキングリスクが高く怖いです。
通貨毎に対応するウォレットを作成するのがベターなのですがどうしても残高の確認や送金が煩雑になります。

そんなわけで秘密鍵がオンライン上に載らず、セキュリティの高いハードウェアウォレットに1つにまとめたいなぁ、と思ってあれこれ調べていたんですが、

 

私が保有する8銘柄を全て格納できるウォレットって、

ないんですよねぇ・・・いまのところ。

 

おそらく日本で最も知名度のあるハードウェアウォレットの「Ledger nano S」は27種類に対応するマルチカレンシーウォレットなんですが、外観はスタイリッシュでいいのですが画面が小さい上、操作も両端の小さなボタンで行うとのことで、なんだか扱いづらそうなんですよねぇ。

 

なんだかんだと決め手に欠け購入には至りませんでした。

 

でも最近、よさげなハードウェアウォレットを見つけたんです。

 

で、結局購入したのが・・・

 コイツ。

 

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Satoshi lab社より2017年末くらいから発売されているハードウェアウォレット「TREZOR Model T」です。
同社の「TREZOR One」がハードウェアウォレットの先駆け的な存在として有名ですが、Model Tはこの次世代機という位置づけです。

お値段はぶっちゃけ高いです。
送料込みで175ユーロ(23,000円くらい)とOneやLedger nano Sより余裕で1万円以上高い。


ですが私はModel Tを購入しました。

理由はズバリ 対応通貨の違い です。

TREZORシリーズはなんと500種類以上の暗号通貨の管理に対応しています。
まぁ、対応通貨がどんなに多くても自分が保管したい通貨が対応してなければ意味がありませんけどね。
対応通貨はこちらでご確認ください。

trezor.io
国内でも保有者が多いMONAとNEMに対応しているのがナイスですね。

OneとModel Tの対応通貨はおおむね同じです。

 

が、

 

XRP(リップル)とXMR(モネロ)だけはModel Tのみ対応する予定なんです

 

つまり、下記の通り私の保有通貨をもっとも多くカバーしているのがModel Tなんです。

つまりTREZOR Model Tを購入すると6種類(BTC、ETH、XRP、REP、MONA、XMR)の暗号通貨がコレ一つで管理出来ちゃうんです!

 

大き目画面にタッチパネル対応なので不器用な私でもなんとか操作できそうでしたのでModel T購入に踏み切りました。

 

早速設定してみる

というわけで公式サイトより注文。

土日を除いて実質4日で届きました。海外からの取り寄せだったのにかなり早いです。

こういった記事でお約束の「開封の儀」的なのは省略。

初期設定を行っていきましょう。

1、本体の電源を入れ、PCとつなぎます。

ちなみに本体側のUSBはUSBタイプCです。付属のケーブルは片方がUSBタイプC、もう片方がタイプAとなっており普通のwindowsPCであればそのまま使えます。

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2、PCに専用ソフトをインストール

PC側でhttps://trezor.io/start/を開きます。Model Tを選択すると専用ソフトのダウンロードが始まります。

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3、本体のファームウェアをアップデート

TREZOR端末に「Install New Firmware?」と表示されるので「Continue」を選択してファームウェアを最新の状態にします。

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4、リカバリーシードをメモ

TREZOR端末上に表示されるリカバリーシード(12個の英単語)を付属の用紙にメモします。

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TREZOR端末の紛失や破損の際にこのリカバリーシードを用いて自分のデータを復元できます。
逆にこのリカバリーシードを誰かに盗まれることは暗号通貨そのものを盗まれることと同じです。リカバリーシードをメモした用紙は厳重に保管しましょう。

全ての入力が終わると、キチンとメモが取れているか問題が出されます。

ここでは1番目の単語が何だったかを聞いてます。

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5、名前の入力

端末名を入力します(適当な名前でOKです)。

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6、PINコードの設定

PINコードを設定しましょう。TREZORにアクセスするときは毎回このPINコードの入力が求められます。他人から推測されづらい数列にしましょう。

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PINコード確認のために再入力が求められます。

 

7、ニュースレター、ツイッターアカウントのフォロー

最後にニュースレターの購読とツイッターアカウントのフォローを求められます。

ま、やってもやらなくても良いと思います。

 

まとめ

というわけで、ハードウェアウォレット「TREZOR Model T」の初期設定と送金方法でした。

文字にすると長々とした説明になっちゃいますが、実際にやってみると画面の案内が丁寧なのですごく簡単です。

普段暗号通貨をいじっている方が迷うことはまずないと思われます。

複数通貨対応のハードウェアウォレットの中では「TREZOR Model T」が現状もっとも対応通貨の種類が多いです。

国内の主要交換業者(ビットフライヤー、ザイフ、コインチェック)が扱っている通貨もかなりの種類がModel Tで管理できますね。 

お手持ちの通貨の種類によっては「Ledger nano S」や「TREZOR One」のがリーズナブルですから検討の余地ありです。

 

TREZOR シリーズはAmazonでも購入できますが、極端に安い値段で出回っていたりして変な細工がされていないか不安が残ります。

公式サイトから購入するのが安心でしょう。

shop.trezor.io

 

次の記事では、手持ちのアルトコインをTREZORで管理する手順を書いていきますよ。

 

それでは。

 

ビットコインゴールド(BTG)の取り出しと売却

 そういえば、ビットコインを持っている人にはビットコインゴールド(BTG)が配布されているようです。

btcnews.jp

ビットコインのブロックチェーンからハードフォークさせたコインでマイニングアルゴリズムの変更やプレマインコインが存在するなど、ビットコインとは明らかに異なる銘柄です。

採掘をGPUで行える仕様にしたことで、マイナーの中央集権化を防ぐことが出来るようです。

 とはいえ当ポートフォリオで保有する理由も見当たりませんので、私がよく使っている取引所Bittrexでの取り扱い開始を機に取り出しと売却を行います。

 

ビットコインゴールド(BTG)の取り出し手順

私が使っているウォレットである「blockchain.info」はBTG非対応ですので、Androidに対応するタイプのウォレットである「coinomi」にパスフレーズを入力してBTGの残高を表示させます。

「coinomi」にアクセスして「ウォレットを復旧する」を選びます。

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お持ちのウォレットのパスフレーズを入力します。

f:id:cryptchallenger:20170818221219p:plain

コインを選ぶ画面ではまだビットコインゴールドを選択しちゃいけません。

ビットコインを選択します。

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コイン追加画面から「ビットコインゴールド」を選択し、「Advanced Setting」に「M/44H/0H/0H」と入力します。

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10月24日時点のビットコイン残高に応じてビットコインゴールドが表示されます。

日本円換算で13万円弱。中々うれしい金額です。

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ビットコインゴールド(BTG)の送金と売却

今回はBitrrexに送金します。現時点でBTG/BTCの取引高はトップですし、普段から使い慣れているので安心です。

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(記事を書いてる時点で送金がまだ終わらないので、売却完了後に追記します)
追記:無事に承認が終わりまして、計0.122BTCで売却できました。

売却後のビットコイン残高は2.712BTCとなりました。

 

という訳で、ビットコインゴールド(BTG)の取り出しと送金は無事に終わりました。

ビットコインキャッシュの対応を見ると、主要なウォレットはそのうちBTGに対応しそうな気もしますので、他のウォレットにパスフレーズを入れるリスクを取りたくない方は放置して対応を待つのが無難です。

ビットコインキャッシュ(BCH)の取り出しと売却

のびのびになっていましたがようやくビットコインキャッシュ(BCH)の取り出しと売却を行いました。

 

1、ビットコインキャッシュBCHの取り出しと送金

私がメインで使っているウォレットである「blockchain.info」が未だにBCH非対応です。

 

(Eth対応とか良いからBCHを頼んます)

 

ので、Androidに対応するタイプのウォレットである「coinomi」にパスフレーズを入力する形を取りました。

 

「coinomi」をスマホにダウンロード

「ウォレットを復旧する」を選び「blockchain.info」アカウントのパスフレーズを入力

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ブロックチェーンの同期が完了するとBCHの残高が反映される

8月1日時点でのBTC残高と同量の2.9BCHが付与されています。

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以上です。簡単ですね

 

2、ビットコインキャッシュBCHの売却

今回はBitrrexにて売却します。現時点でBCH/BTCの取扱高が世界最大です。

 Bittrex, The Next Generation Digital Currency Exchange

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ちなみにBittrexへの送金確認(6確認)にえらく時間がかかり、18日の夜に作業開始したにもかかわらず、実際に売却できたのは翌朝ですw

  

売却時点で1BCH=0.174BTC=7.7万円でしたので、計0.5BTC=22万円相当位です。

大きな金額ですが、もともとビットコインに属していた価値(ハッシュレート)が分かれただけですので素直には喜べませんね。