こんにちは、ジマヒロです。
今回は東京から日帰りできちゃうアノ離島、ちょっぴり地味だけど、関東の自転車乗りにはなんだか気になるあの離島、
そう!
伊豆大島 に行って来ましたのでその模様をお届けします。
今回は実走前の下調べと事前準備編になります。
1、伊豆大島について調べてみる
伊豆大島は東京から約120kmの洋上にある面積は約90㎢の島です。
島の真ん中に、標高758mの三原山がそびえてます。
位置関係はこんな感じ↓
三原山をはじめとするダイナミックな地形や椿油が有名です。
伊豆大島はそのダイナミックな地形や、クルマが少なく走りやすい道路を生かして割と自転車を推してます。
https://oshima-navi.com/bike/index.html
いくつかのサイクリングコースが用意されていて、ネットを探すと大島観光協会作成のマップも出てきます。
http://www.izu-oshima.or.jp/upload/catalog/catalog-14f518ae718a6d5296af8e54ce053b9d.pdf
地図の青いライン、大島をぐるりと一周する「大島一周コース」が最も代表的なコースでしょうか。距離は46.6KM、
そして大島のシンボル三原山を登る緑のラインの「三原山登山道」と赤いラインの「あじさいレインボーライン」の2コース、平坦な海沿いを走るオレンジのラインの「サンセットパームラインコース」 、
この4つを組み合わせて走るのが基本のようです。
日帰りの場合「大島一周コース」を基本に、滞在時間と個人の体力合わせて他のコースを組み合わせる感じでしょうか。
2、伊豆大島にどうやって行くか考えてみる
調布から小型飛行機が出ていますが、最も一般的なのは東海汽船が運航する大型フェリーまたはジェット船を組み合わせて旅程を組むことでしょう。
東京の竹芝桟橋から毎日運航しています。
島内で宿泊をしない旅程を組む場合は以下の3パターンとなります。
①行き:大型フェリー(船内泊) 帰り:ジェット船
大型フェリーにて竹芝桟橋を22時に出発、伊豆大島には翌朝6時につきます。
帰りはジェット船で。出発時刻にもよりますが、竹芝桟橋まで最短105分です。
島内での滞在時間を最大にする場合のスケジュールと料金はこんな感じ↓
22:00竹芝桟橋→翌6:00大島(大型客船)4,530円(2等)
15:30大島→17:30竹芝桟橋(ジェット船)7,340円+輪行袋持ち込み1,000円
※金額は2020年3月時点。自転車は輪行袋に収納する前提。
往復乗船時間:10時間
島内滞在時間:9時間半
往復運賃:12,870円
運賃を抑えつつ島内での滞在時間も十分とれるバランスの良いプランです。行きは大型フェリーでゆっくり進みますが、どうせ寝ているので時間を有効に使えます。
②行き:大型フェリー(船内泊) 帰り:大型フェリー
往復とも大型フェリーで行く手もあります。
22:00竹芝桟橋→翌6:00大島(大型客船)4,530円(2等)
14:30大島→19:30竹芝桟橋(大型客船)4,530円(2等)
※金額は2020年3月時点。自転車は輪行袋に収納する前提。
往復乗船時間:14時間
島内滞在時間:8時間半
往復運賃:9,060円
のんびり船旅を楽しみつつ、安く行きたいならコレ。
③行き:ジェット船 帰り:ジェット船
往復ともジェット船を使って日帰りする弾丸プラン。
滞在時間を最大にするならこんな感じ↓
8:00 竹芝桟橋→10:20 大島(ジェット船) 7,340円+輪行袋持ち込み1,000円
15:30頃 大島→17:30 竹芝桟橋(ジェット船) 7,340円+輪行袋持ち込み1,000円
※金額は2020年3月時点。自転車は輪行袋に収納する前提。
往復乗船時間:4時間ちょい
島内滞在時間:5時間ちょい
往復運賃:16,680円
高いお金を払う代わりに移動時間の圧倒的な短さが魅力。ただし、島内で宿泊しない場合は滞在時間が短いです。
ちなみに東海汽船から定期的に安く伊豆大島を往復できるツアープランが出ているので、チェックしてみるのもいいと思います。
伊豆諸島ツアーパンフレット|大島・新島・式根島・八丈島など|東海汽船
ただ、宿泊が前提であったり、使える便が限定されていたりと、お安いだけに制約も多いです。
私は悩んだ末、今回は「③往復ともジェット船を使って日帰りする弾丸プラン」で伊豆大島を走ることにしました。
3、東海汽船の株主優待券をゲットする
伊豆大島行のフェリーは正規運賃から割引がされる制度がいくつか存在します。インターネット予約割引(通常期20%引き 繁忙期15%引き)、早期申し込み割引(通常期20%引き 繁忙期15%引き)あたりが一般的でしょうか。
東海汽船ホームページに載ってます。
そして、ツアー以外で最も大きな割引が受けられるのが「株主優待割引」になります!
なんと割引率は驚異の35%!!ジェット船の片道が7,340円→4771円になっちゃうんです。
株主優待は東海汽船の株主がもらえるものなのですが、フツーに金券ショップで売っています。
ワタクシはニュー新橋ビルの金券ショップでゲットしました。お店によって販売金額が違うので何店か回ってみるのがいいです。
この優待には使用期限がありまして、当然有効期間が長い方が販売金額は高くなり、期限が近づくにつれて価格が落ちてきます。
2020年3月某日、ニュー新橋ビルに2020年3月31日が期限となる東海汽船株主優待券(冬季)を探しに行くと・・・
1枚100円!
期限間近だったため、お安くゲットできました。多分新型コロナ騒動も影響してます。
ちなみに優待券は1区間1枚必要なため、往復する場合は2枚必要です。それでも200円です。
4、チケットを予約する
無事に株主優待券をゲットしたので、いよいよチケットを予約します。
チケットは東海汽船のホームページからネット予約する方法と、電話予約があります。
今回は電話予約しました。予約の際、株主優待を使う旨を伝ると割引後の運賃を案内してもらえます。
あとは出発当日に窓口で株主優待を提示すればOKです。
今回はもっとも滞在時間が長くなる便をチョイス↓
行き:8:00頃 竹芝桟橋→10:20頃 大島(ジェット船)
帰り:15:30頃 大島→17:30頃 竹芝桟橋(ジェット船)
運賃は片道 7,340円×(1-0.35)+100円(株主優待券)+1,000円(輪行袋持ち込み)=5,871円。
往復で11,742円となりました。
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うーん、株主優待割引を使ってこの価格か。
東京から新幹線で静岡の三島、トクだ値を使えば新潟の越後湯沢くらいまで行けちゃう価格感です。
これから春・夏のシーズンは運賃、株主優待券ともに価格が上がっちゃいますから、なかなか気軽に行ける離島とまでは言えませんね。
時間的に余裕があるのであれば、大型フェリーを使う、さらに島内宿泊可能であればツアープランを使うなどして運賃を抑えるのが良さげです。
というわけで伊豆大島弾丸日帰りサイクリング 準備編でした。
次回は実走編です!
こちらからどうぞ。
それでは!!