暗号通貨投資のポートフォリオ

独自の投資観(勘)による基づく暗号通貨資産の推移(末路)を備忘録として書きとめます。

イーサリアムメインネットへの移行にむけてAugur(REP)ホルダーがすべきことは何か。

f:id:cryptchallenger:20180619171029p:plain

分散型の予測市場を開発しているAugur(REP) は開発したコントラクトを7月9日にEthereumのメインネットに移行することを計画しています。

medium.com

公式ブログによれば、Augurコントラクトがメインネットに移行され次第、すべてのREPトークンがAugurエコシステム内の新しいREPトークンに移行されます。

7月9日にメインネットへの移行が開始され、新しいREPトークンに移行する前に、既存のREPトークンの残高が凍結されると書いてあります。

こう書かれるとREPホルダーは移行にあたりなんらかの手続きや作業が必要なんじゃないの!?と不安になっちゃいますね。

 

結論から言うと、ほとんどの方は何もする必要がありません。

 

ほとんどの方がREPトークンをウォレット(My Ethe Wallet 等)に保管していたり、中央集権型の取引所(POLOやBITRREX)に保管しているかと思いますが、それらのユーザーは、移行の際に勝手に新しいトークンに切り替わっています。

非保管型の分散型取引所( Paradex、 RadarRelay、 0x レイヤーを使った取引所 等)のユーザーも対応は不要です。

 

例外的に分散型取引所のうちEtherDelta、ForkDelta、 IDEX 、OasisDEXを利用している方は事前にウォレットや他の取引所に送金しておくしことが推奨されています。

※これらはCustodial(保管型)なDEXであるからとのことですが、移行手続きが不要とされたnon-custodial DEXとの違いがぶっちゃけよく分かりませんでした。なんでなんだろ・・・

 

新しいトークンと言っても名前はREPのままですし、ERC20トークンである事にも変わりありません。

メインネットへの移行を謳ってはいますが、イーサリアムのブロックチェーンを引き続き利用します。

 

そもそもREPトークンは「レポーター」としてAugurで行われた予測結果の正誤を判定するための投票権です。 

REPホルダーはAugurコントラクトによってランダムに「レポーター」として選出され、予測結果の正誤を判定しなければなりません。

 

Augurプラットフォームでは「群衆の知恵」という理論に基づいて、結果を予測します。

 

レポーターはその事項が事実かどうかを認定するのです。


大多数のレポーターが下した判定と同じ判定をした場合報酬としてREPがもらえます。

 

逆に事実と異なる(少数派の)判定を出したり、判定を怠った場合そのレポーターはAugurデポジットしてあるREPトークンを没収されてしまいます。

 

レポーターは割り当てられたすべての予測結果をすばやく、正確に判定すれば効率よくREPトークンを獲得することができるのです。

 

正確で迅速な判定はAugurエコシステムの発展と安定につながるため、レポーターには正確な判定を行うインセンティブが発生します。

 

REPトークン本来の機能であり、キモはこの一連の「Distributed Fact Stream(分散型事実認定)」なわけですが、今回の移行でいよいよ実装されるみたいです。楽しみですね。

 

Augurはスマートコントラクトを用いた「胴元のいないギャンブル」という側面のみがクローズアップされていますが、Augurで実現できるサービスはギャンブルにとどまりません。

ギャンブルの健全な応用事例である天候デリバティブや損害保険、生命保険のような使い方が安価に実現可能とされています。

ギャンブルや保険といった大きな産業をターゲットにするAugurはEthereumのキラーアプリとなる可能性があります。

メインネットへの移行を無事に終わり、Augurの取引が活発に行われるようになれば、プラットフォームとしてのEthereumにもポジティブな影響を与えられるでしょう。

 

要注目です。